マカロン紀行  サンテミリオン


フランス 地方のマカロンを求めて

フランス南西部 ワインで有名な小さな街
サンテミリオンに行ってきました。

ぶどう畑が街の周り景色一面、見渡す限りに広がり
その美しい景観が世界遺産にも登録されています。

働いているパティスリーからは同じ路線で40分で行けました。
電車に自分の自転車を積んで中心地から少し離れている駅で降りて
葡萄畑の中をサイクリングしながら街に向かいました。




街に入ったとたん観光客が多く見られ、来る途中の葡萄畑の道とは違って賑わっていました。
ワインが有名なサンテミリオン。街のいたるところにワインの店が見られました。



サンテミリオンにはマダムブランシェさんがつくるマカロンを食べにきました。
このマカロンは1620年から作られているようで
元々は修道女が作ったお菓子が起源になっています。
特産のソーテルヌなどの甘口ワインを加えて、湯煎で温めて作るそうです。


ここのマカロンは切り取り線と文字の入った紙の上にマカロンがくっついています。
見た目は素朴で表面には砂糖がまぶしてあってひび割れています。

味も素朴でアーモンドと砂糖の味がするシンプルな
マカロンパリジャンとは違った温かみのある田舎を感じさせるマカロンでした。


お店は街の外れのほうにありなかなか見つけることができませんでした。
ようやく見つけた小さなお店の中にはマカロン以外にもいろいろなお菓子が置かれていました。


駅へ向かう帰り道も心地いい風を受けて葡萄畑の中を通り抜け
ここが世界遺産に登録された理由を心で感じることができました。