マカロン紀行ビアリッツ

フランス 地方のマカロンを求めて

こちらもスペイン国境近く サンジャンドリュズの隣町

ビアリッツという街にやってきました。

バイヨンヌからバスで40分くらいの
ビーチがある近代的なリゾート地。
波が高くてサーフスポットになってるみたいです。



ここではアダムというケーキ屋でマカロンを食べました。

1660年、バスク地方のサン・ジャン・ド・リュズという小さな港町で
ルイ14世とスペイン王女マリア・テレサとの婚礼が行われることになりました。
町はロイヤル・ウェディングに湧き、
国王と未来の王妃に次々にお祝いの品を献上します。
その中に、アダムという菓子職人もいました。
アダムはマカロンを国王に献上しますが、国王、王太后、そして未来の王妃もことのほか喜んだ、とのことです。
そのロイヤル・ウェデイングの年に創業した菓子店アダムが今でもあり、
当時のレシピを守ったマカロンを売っているそうです。


お店のインテリアなどは高級感があって
国王に献上したという歴史を店そのものでも味わえました。






見た目は少し和菓子のようで
味はバニラの味が強くとても甘く素朴で
食感はネチッとしてて少し重たい感じで
一つ、もう一つと食べているうちに止まらなくなっていきます。






アダムのマカロンを食べながらフランスの歴史を感じ浸るのもいいかもしれません。



次回、マカロン紀行 地方のマカロンを求めて サンテミリオンです。